2022年8月10日(水)
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葬儀と供養の情報発信【11】 「服装マナー」
服装マナー 編
大切な方の葬儀。大切な気持ちを伝えるため
失礼になることは避けたいですよね。
フォーマルスーツ(礼服・喪服)の知識は身につけておくべきマナーです。
多くの場合、葬式や告別式、通夜の連絡は突然なものですが
焦らずに落ち着いて準備できるよう、正しいマナーを知りましょう。
▼男性の服装マナー 葬儀・告別式にはブラックスーツで
男性の喪服にはモーニングなどの正喪服とブラックスーツなどの準喪服があります。
参列する側は準喪服のブラックスーツを着用するのが一般的です。
・シャツ
ワイシャツは白無地のものにします。開襟シャツや色付きワイシャツはNGとされます。
・ネクタイ
ネクタイは黒無地で光沢のないものにします。ネクタイピンはつけないのが通例です。
・ハンカチ
胸ポケットのハンカチは身に着けないのがマナーとされますが、使用する場合は黒無地
チーフにしましょう。
・カフスボタン
控えるのが原則ですが、つける場合は銀台に黒オニキスをあしらったものにしましょう。
・足元
靴は黒い革靴でシンプルなデザインにしましょう。
靴下は黒無地のものを着用します。
通夜に参列する際の服装
濃紺やダークグレーなど無地のものか。目立たないストライプのスーツが良いでしょう。
ワイシャツは白無地にし、ネクタイや靴、靴下などは黒にしましょう。
▼女性の服装マナー ブラックフォーマルが基本
女性の喪服は黒無地のワンピースかアンサンブル、ツーピースが基本ですが、
参列者は黒のブラウスとスカートといった装いでも構いません。
・髪型
髪が長い場合は、黒いヘアゴムやピンなどでシンプルにまとめましょう。
・メイク
ナチュラルメイクが基本で、濃いメイクは避けるのがマナーです。
・ネックレス
洋装の場合はネックレスをつけるのが正装です。真珠か黒オニキス、黒曜石の一連ネックレス
が良いでしょう。
・バッグ
バッグは布製で、金具などの飾りがないものを選びましょう。ショルダーバッグは避け、小型
の手さげタイプかセカンドバックタイプにしましょう。
・ストッキング
黒か肌色にしましょう。タイツはカジュアルな印象を与えるので喪服の装いとしては
不向きになります。
・靴
布製の黒いパンプスが正装になります。
エナメル素材などの光沢があるものや金具付きのもの、ヒールが高すぎたり、
細すぎたりするものはNGとされます。
通夜に参列する際の服装
紺やグレーなどの地味な色のツーピースやワンピース、
黒無地のブラウス、スカートでも構いません。
ストッキングは黒または肌色を着用しましょう。
▼喪服を持っていない場合
喪服を持っていない場合は、葬儀社やインターネットなどでレンタルができます。
料金は1万円前後が一般的です。頻繁に使用するものではないので、購入せずにレンタルを
利用するというのもひとつの手ですが、いざという時に慌てないためにも、フォーマルウェア
は一式そろえておくと良いでしょう。
▼最後に
大切な儀式の場で失礼にならない「身だしなみのマナー」は身につけておいて損はありません。
また、いざ喪服が必要になったときに手元にない場合や、何年も前の喪服のサイズが
合わないなど、慌ててしまうことがあるかもしれません。
今一度、フォーマルウェアをそろえておくか、レンタルサービスの利用を検討してみては
いかがでしょうか?
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